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北海道・札幌・ススキノ最前線
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低気圧の影響 空の便ほぼ正常に JR一部運休、休校も 道内
発達した低気圧の影響で交通機関などに大きな影響が出ていた道内は、二十五日になってようやく天候が回復した。ただ、車両繰りがつかずJRで一部列車が運休となったほか、道路の通行止めなどで小中学校五校が臨時休校となった。

 札幌管区気象台によると、強い寒気と放射冷却の影響で、二十五日の道内は内陸部を中心に冷え込んだ。最低気温は上川管内下川町で氷点下三三・三度、宗谷管内枝幸町歌登で同三三・二度、札幌で同一三・二度など。

 二十三日から二日連続で百便以上が欠航した新千歳空港は、機材繰りがつかない日本航空の羽田発の一便が欠航したほかは、初便からほぼ通常通りの運航を再開。出発ロビーは、空港内に宿泊して疲れ切った表情の乗客で朝から混雑し、この日に行われる国公立大入試の受験生が急いで搭乗口へ向かう姿もあった。

 長野県内の大学を受験する札幌開成高出身の予備校生佐藤千寛さん(19)は、二十四日の松本行きが欠航となり、二十五日午前は運航便がないため羽田経由で向かうことに。空港に宿泊し空席待ちで搭乗券を手にした。「試験は午後一時から。ぎりぎり間に合うかもしれない」と話した。

 JR北海道によると、二十四日までのダイヤの乱れの影響で、帯広発札幌行き特急とかち2号が運休。このほか道央圏を中心に普通列車など計二十三本が運休となった。

 フェリーはハートランドフェリーの奥尻発江差行きの一便が欠航した。

 道路は午後一時現在、道道の洞爺湖登別線など十路線十区間で通行止めとなっている。風雪の影響で、北見市常呂中と千歳市東小、東千歳中、岩見沢市北村小、北村中の五校が臨時休校になった。
古代ロマン 「早大エジプト発掘40年展」 道立近代美術館で開幕
「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」(北海道新聞社、HBCなど主催)が十九日、札幌・道立近代美術館(中央区北一西一七)で始まった。

 エジプト考古学者の吉村作治早大客員教授率いる早大古代エジプト調査隊が調査してきた四十年間の優れた成果を紹介する内容で、約三千八百年前の行政官セヌウの世界最古級とされる「ミイラマスク」をはじめ、国内初公開の約二百五十点を展示している。

 この日は午前九時から開会式があり、吉村客員教授があこがれの冬の北海道での開催に「感無量です。たくさんの人に見てもらうと、われわれ調査隊への励みになります」とあいさつした。

 この後、考古学ファンたちが続々と入場した。

 ツタンカーメン王の即位名や王妃アンケセナーメンの名のついた貴重な指輪セットなどに見入り、古代エジプトの歴史、文化に思いをはせていた。

 三月二十三日まで(月曜休館)。
札幌の重要文化財の防火大丈夫? 時計台は夜間も警備員常駐 消防「通報、初期消火を」
さっぽろ雪まつりが終わり、札幌市内の冬季観光は一息ついたが、明治期に建築された時計台や赤れんが庁舎、豊平館は、四季を通じて観光客が絶えない人気スポットだ。韓国のソウル市で十日夜に発生した火災で、六百年の歴史がある国宝・南大門が一晩で灰に帰した。かけがえのない札幌の歴史的建築物を火事から守る仕組みはどうなっているのだろう?

 時計台など三施設は国の重要文化財。消防法施行令で、規模に応じて消火器や火災報知施設などの設置が義務づけられている。

 時計台は、一九九五年から四年間で改修した際、消火施設を更新した。敷地内の北西側と南東側の箱に放水銃と消火栓を格納し、外部からの放火や延焼に備える。ディーゼルエンジンで動く給水ポンプと四十トンをためる受水槽が地下にある。夜間は無人だった南大門とは異なり、警備員も二人常駐している。

 ただ、スプリンクラーは、改修工事の際に撤去した。指定管理者の札幌市友会の門谷陽(かどたによう)・次長は「冬は凍結で使えず、止めているうちに夏も管の赤さびで放水できなくなった。撤去前は屋内消火栓で代用していた」と説明。現在の放水銃も点検後の水抜きが欠かせず、北国ならではの苦労がつきまとう。

 道庁赤れんがにもスプリンクラーはない。開拓使時代の貴重な文書や、絵画が保管されており、水による損傷を防ぐため、ハロンガス(化学消化剤)などの消火設備で対処する。

 豊平館は、結婚式場として使用しており、調理場は火を使う。それだけに、調理人の退出時は、警備員が立ち会うなど、失火に神経を使う。

 市中央消防署は、三施設を特に「三大文化財」と位置づけ、持ち回りで消防訓練を実施している。同署予防課の長谷川清美防火推進係長は「まず管理者の発見、通報、初期消火が大事」と指摘。実地に加え図上演習など、新たな対策を取り入れるよう指導している。
札幌・平和幼稚園が金賞 全国ビオトープコンクール
ビオトープ(生物の生息空間)を通じた学校の環境教育の事例を紹介する「全国学校ビオトープ・コンクール発表会」が十日、東京都渋谷区の青少年総合センターで開かれた。札幌市西区の平和幼稚園が、文部科学大臣賞など最優秀の五賞に次ぐ金賞を受賞した。

 日本生態系協会の主催で、幼稚園から大学まで全国百五十三校の応募から選ばれた十校が自身の取り組みを発表した。

 平和幼稚園は、父母の協力も得て二○○二年に園内に、草木が茂り池や水路を備えた「小鳥の森ビオトープ」を整備。シジュウカラなどの野鳥や昆虫が生息するようになり、子どもたちは遊びながら、自然環境や命の尊さを学んでいる。

 表彰を受けた長谷川右(ゆう)園長は「今年は環境がテーマの北海道洞爺湖サミットがある。これを機に環境教育に取り組む幼稚園が増えてほしい」と話していた。
道内の名品を堪能 78店の味覚めぐりスタート 札幌
道内十四支庁から菓子店など七十八店の名品が一堂に-。札幌市中央区の三越札幌店で五日、道内の名品を販売する「北海道味覚めぐり」が始まり、開店直後から多くの客でにぎわった。

 年に二回行っている同店恒例の催事。会場には、同店の担当者が口コミやインターネットなどの情報を基に探し出した店が並ぶ。

 焼き鳥や中華まんじゅうの実演販売のほか、今回は七月の「北海道洞爺湖サミット」を記念し、胆振管内洞爺湖町の七店を集めた「洞爺湖町特集」が企画された。

 初出店のパン屋「森のくまさん」は、同町にある店で焼いたパンを札幌まで運んで販売。武田美恵店長(58)は「サミットが行われる土地で作ったパンを、多くの人に味わってもらいたい」と接客に精を出していた。

 十三日まで。
手持ちの帽子を保護帽に 札幌・特殊衣料 緩衝用品を来月発売
介護用品製造販売の特殊衣料(札幌、池田啓子社長)は、手持ちの帽子の内部に取り付けて衝撃を和らげる「保護帽インナー」の新製品を開発、三月から販売を始める。違和感なく取り付けられるように、靴の中敷きに使われる薄型の衝撃緩衝材「EVA」を活用。従来品の半分以下の四ミリの薄さを実現した。

 同社はファッション性の高い保護帽「アボネット」で知られる。これまでもインナーを販売していたが、厚さが一センチもあるうえ、手縫いのため六千三百円と高めだった。

 金型を使い量産化するため、服飾資材関連のモリト(大阪)と提携し、関連メーカーに製造を委託した。EVAを三角形のメッシュ状に型抜きして通気性を良くし、重量を七十グラムに抑えた。通常の野球帽と比較すると五倍の衝撃緩衝能力があるという。

 異分野連携を支援する北海道経済産業局の補助制度を活用した。幼児、児童や軽作業を伴う事業所に照準を合わせ、販路を開拓する計画で、初年度は約二万個の販売を予定。販売価格は三千円程度になる見込み。池田社長は「自転車に乗る子供にもぜひ着用してほしい」と話している。