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釧路町役場、68万円紛失 観光協会から預かる
【釧路町】釧路管内釧路町が同町観光協会から預かった現金約六十八万円を役場内で紛失していたことが二十八日、分かった。町は、盗まれた可能性もあるとして釧路署に被害届を提出した。

 現金は同協会が九月一、二両日に札幌で行われた物産展に参加した売り上げの一部。同協会が事務局を置く町の産業経済課が十月四日、課のスチール製ケースに鍵をかけて一時保管したが、同二十五日に職員が確認したところ現金を入れた封筒ごと無くなっていた。鍵は課内の別の場所に保管してあった。

 内部調査で見つからず、十一月七日に被害届を提出した。町は近く全額を同協会に弁済する方針。

 佐藤広高町長は「町民の信頼をなくす事態になり、非常に残念。あらためて管理体制を強化したい」と話している。
長万部「どーんと花火だ!108発!」 今回で見納めに
【長万部】年越しイベント「どーんと花火だ!108発!」が三十一日午後十一時から、飯生(いいなり)神社広場で開かれる。主催する実行委(中兼昌蔵委員長)は十五回目の今回で終えると決めており、最後の華を夜空に咲かせる。

 一九九三年、北海道南西沖地震で沈んだ町を盛り上げようと同年暮れ、NPO法人おしゃまんべ夢倶楽部のメンバーが中心となりスタート。都会で暮らす多くの町出身者たちに帰省してもらおうとの狙いもあった。

 札幌などから室蘭・地球岬の初日の出と組み合わせたバスツアーが組まれるほどの人気となってきた。

 二○○○年末からは、カップルを公募し「日本一早い結婚式」も、花火をバックにした舞台で実施してきた。

 花火は煩悩の数にちなみ百八発としているが、実際には約三百発を打ち上げており、一回につき約三百万円の資金は、一般町民からの寄付でまかなってきた。

 しかし十五年の間に、五十歳を超える実行委メンバーが増えた上、夢倶楽部の移住促進の取り組みが多忙になってきたことから、十五回の節目で幕を引くことにした。

 実行委は「今後も移住促進をはじめ別の形で町を元気にする取り組みを続けます」と、これまで協力してくれた町民らに感謝している。



 花火は一日午前零時、カウントダウンとともに打ち上げ。これに先立ち三十一日午後十一時半から函館のアフリカン・パーカッションバンド「福来(ふくくる)」ライブ。このほか長万部温泉利用券が当たるもちまきや、振る舞い酒、ホタテ焼きなどの屋台も出る。問い合わせ先は民宿シャマンの里(電)01377・2・2157。
稲葉、2億4000万円 高橋2300万円増、背番号「2」に
日本ハムは21日、札幌の球団事務所で2選手の契約更改を行い、パ・リーグ首位打者となりリーグ連覇に貢献した稲葉篤紀外野手(35)が、9500万円増の2億4000万円で更改した。

 高橋信二捕手(29)は2300万円増の6600万円でサインするとともに、来季の背番号が「30」から「2」に変わることになった。現・巨人の小笠原道大内野手から引き継いだ形。

 日本ハムの契約更改はこれまでのところ、1人の保留者も出さず、22日のダルビッシュを残すのみとなった。

日本ハム梨田監督が怪物中田の打順言及
日本ハム梨田昌孝監督(54)が16日、大阪・茨木市内で開催されたトークショーで、注目のルーキー中田翔外野手(18=大阪桐蔭)の打順について「6、7番で使えればいい」と言及した。「(春季キャンプなどで)力を見極めてから」と前置きしたが、初めて思い描く具体的な打順にまで触れた。

 現時点では、新外国人スレッジ外野手(前パドレス)が4番候補の筆頭で、中田には今季固定されることがなかった中軸の後を打たせたいという構想だ。「やってみないと分からないが」と不透明さもあるが、青写真はできている。開幕10日前の3月10日をメドに開幕オーダーを決める見通しも示した。

 理想打順は、場内からの質問コーナーに答えたもの。梨田監督は中田の背番号「6」を、発表前にテレビの生放送で思わず暴露してしまった経験があり、今回は「ポロリ第2弾」?

巻き返しへ課題は守備 平均失点リーグ最多
バスケットボールの日本リーグは中盤戦に入り、レラカムイ北海道は35試合のうち約半分の18試合を終えた。年内のホーム最終戦となった9日のアイシン戦は89-100で敗れて5連敗となり、6勝12敗で7位。平均失点はリーグ最多で、3けた失点での敗戦が5試合もある。レラカムイは15日午後4時から、東京・町田市立総合体育館で最下位の日立と対戦する。連敗を止めて巻き返しを図るためには、守備の立て直しが急務だ。

 レラカムイの平均得点はリーグ4位の82・8点と悪くはない。だが、平均失点は88・8でリーグワーストだ。チームは折茂、桜井、ウィリアムズ、ニュートンの「ビッグ4」(東野ヘッドコーチ)に続く選手の台頭が課題。野口や加藤真、加藤吉らが成長を見せているが、まだまだ攻撃も守備も主力頼みなのが現状だ。

 「『ビッグ4』がフル出場しているからこそ、ディフェンスでのアグレッシブさが足りなくなる。だから、スチールの数も少ないし、フィールドゴールのパーセンテージも相手の方が高い」。指揮官はこう分析する。

 主力4人の負担を軽減し、勝負どころでの守備を強化するためには、控え選手の奮起が欠かせない。得点力はあるだけに、東野ヘッドコーチは今後のリーグ戦を展望して、「ディフェンスの勝負になる」と話し、今週の練習では細部にわたるルール作りなど守備練習に力を入れている。年内のリーグ戦は残り3試合。結果を出して、4位以上のプレーオフ圏内へ一歩でも近づきたい。
4選手がゴールデン・グラブ賞受賞 ダル、中田にエール
ダルも中田と対戦したい?10日、「三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が東京都内のホテルで開かれた。投手部門で初の栄誉に輝いたダルビッシュ有(21)は、注目のルーキー中田翔外野手(18)に対して、「1年目からやってくれる、と思わせる選手」と、大砲候補生の入団を大歓迎した。二塁手では田中賢介(26)、外野手では稲葉篤紀(35)、森本稀哲(26)が2年連続2回目の受賞を果たした。

 ピッチングだけではなく、守備面でもナンバーワンと評価され、初のゴールデン・グラブ賞に輝いたダルビッシュ。「自分には縁のない賞だと思っていた。本当にうれしいです」と喜びの声を上げた。そしてこの日、札幌で行われた新入団発表で、中田が味方ながらも対戦したい意向を示したことに、“受けて立つ”姿勢を示した。

 「やるとしたら、春のキャンプで紅白戦くらいしかないですね。でも、そうなれば楽しんで投げたい。プロの厳しさを教える?いいえ。逆にプロはこんなもんか、くらいに思ってほしい。でも、自分より他のパ・リーグの投手をもっと研究してほしいと思います」

 中田に対するイメージを「体が大きいし、将来性がある。1年目からいける、と思わせる選手」と語り、すでにチームの一員として認知している。「対戦するなら春先だろうし、ツーシームは投げない。ストレートかな」。機会が巡ってくれば、自分を打ち崩すくらいの頼もしさを見せてほしい―。これが大エースの本音だ。

 この日、梨田監督と初めて電話で言葉を交わした。監督は「開幕を頼んだ」と明らかにしたが、ダルビッシュは「よろしくお願いします、とあいさつしました。開幕を言われた?えっ、そんな話があったかな…」とトボケて見せた。

 現在はランニングとエアロバイクで、シーズンの疲れを取りつつ、体を動かしている。チームではV3、そして北京五輪の金メダルと、来季のモチベーションを高める目標はたくさんあるが、大物ルーキー、中田との対戦も、エースにとっては楽しみの一つとなりそうだ。
心身障害者の共済年金 札幌23人もらえず 福祉医療機構、申請なく「時効」
障害者を扶養する世帯で保護者が死亡した場合、子どもに終身年金を支給する国の「心身障害者扶養共済制度」で、札幌市内の加入者四十二人の年金千四百八十万円が未払いになり、うち二十三人の計千百万円が「時効」を理由に年金の支払いを拒否されていることが十日、明らかになった。多くは子どもが知的障害で制度の仕組みが理解できず申請していなかったためで、札幌市もこれを把握していなかった。

 同制度は全国の都道府県、政令市が実施しており、こうした未払い問題は全国にも波及する可能性がある。

 この制度は保護者の死亡後の障害者支援を目的に、国が一九七○年に導入。保護者が年齢、収入に応じた保険料を二十年間支払う。保護者が死亡すると子どもに月額二万円の終身年金が支払われる。年金は厚生労働省所管の独立行政法人「福祉医療機構」(東京)が一括運用し、加入者側からの申請を受け、窓口の都道府県、政令市などを通じ、支給する。

 札幌市によると、未払いが分かったのは今年九月。加入者の実態調査を行ったところ、保護者が死亡しているにもかかわらず、四十二人に終身年金が支給されていないことが判明。市は同機構に四十二人の年金を申請したが、申請時から二〇○四年九月までの過去三年間しか年金支給を認められず、それ以前は同制度の規定から「時効」とされ、支払いを拒否された。

 未払いが判明したのは、保護者が二十年間の支払期間を満了し、しばらくしてから死亡したケースがほとんど。市はこうした加入者を把握していなかった。また、未払いは子どもが知的障害で制度自体が理解できず、申請しなかったケースが大半。中には十年前に保護者が死亡していたにもかかわらず、親が加入していた事実を知らなかったため、計百五十万円が「時効」と判断された障害者もいる。

 市は「改善すべき点はあった」とし、今後は保護者が死亡した家族に連絡を取ったり、「時効」を避けるため二年に一回、加入者に現状確認したりするなどの再発防止策を取る。ただ「時効」とされた年金については市は、「保護者が払う保険料の減免措置を市は独自に行っており、今回の問題で市独自の救済策は困難」としている。

 知的障害者と家族でつくる「札幌市手をつなぐ育成会」(札幌)の佐々木淳事務局長は「障害者の親にとって、死後の経済的保障は切実な問題。申請主義はあまりに誠意がなく、障害者相手に時効を設定するのもおかしい。未払いを全額救済してほしい」と訴え、障害者に年金の管理責任を負わせる現状に疑問を投げかけている。
道文教大明清高が初戦敗退/女子サッカー
全日本女子サッカー選手権の2回戦が8日、福島・Jヴィレッジほかで行われた。8日が初戦となった北海道代表の道文教大明清高は、東京電力マリーゼに0-2で敗れた。
酪農家、共同で飼料製造 「牛の給食センター」浸透 道内28団体が建設
酪農家が共同で混合飼料(TMR)の製造から供給まで行う「TMRセンター」の建設が道内各地で進んでいる。“牛の給食センター”ともいわれ、酪農家はセンターに自分の牧草地を提供して管理を任せ、そこから飼料を購入する。草地や生産施設の集約化により生産効率が上がり、飼料の質も安定する利点があり、各農家は牛の餌となるサイレージ作りなどの作業から解放される。輸入飼料の価格が高騰していることもあり、各農家が作業軽減による余力を規模拡大や乳質改善へ振り向けられれば、北海道酪農の基盤強化につながると期待されている。(編集委員 本田良一)

 根室管内中標津町富岡。午後四時すぎ、飼料を積んだ配送車が「アウルサークル・MILKY WAY」牧場に到着。荷台の可動コンテナから飼料がバラバラと牧場の車に移る。総量二トン。乳牛約百頭の半日分の餌だ。

 同牧場の竹村富夫さん(54)は「自分で餌をつくっていたときよりも、質は良くなったし、仕事も楽になった」と話す。不要になった牧草刈り取り機など十数台は、すべて売り払った。

 同牧場に飼料を届けているのは、竹村さんも含む十八戸の農家でつくる有限会社「中標津ファームサービス」(長渕重樹社長)だ。昨年十二月、供給を開始。飼料代は一頭当たり一日千円。

 サイレージを作るバンカーサイロ、配合飼料やビタミン剤を混ぜる調整工場建設などセンター開設の総事業費は約七億四千万円。このうち約半分を国、道の補助金で賄った。一戸あたり約二千万円の負担だが、長渕社長は「大きな農家では労働時間が一日三時間削減された。餌代も二割は減っていると思う」と利点を強調する。建設で借り入れた三億六千万円は飼料の販売収入で償還する計画だ。

 同じ中標津町の開陽地区でも二○○九年の稼働に向け、酪農家十五戸前後が参加してセンターを設立する計画が進行中。中標津農協は「センターを生かせば後継者のいない農地を遊ばせることはないし新規就農者も受け入れやすい」と説明する。

 さらに根室管内別海町の西春別農協、釧路市阿寒町の阿寒農協でも、来年夏以降の稼働に向け、建設が進んでいる。いずれも二十戸前後が参加、事業費は十億円を超えるが、半分から三分の二を国の補助金でまかなう。

 道東以外でも、留萌管内苫前町、稚内市、上川管内美瑛町などでセンター建設は相次いでおり、北海道TMRセンター連絡協議会(札幌)によると、道内では来年の稼働も含め二十八団体に上る。

 センターについて、酪農学園大の荒木和秋教授(農業経済)は「餌の品質が安定し、農家の間で仲間意識も生まれる」と利点を認めた上で、「かなりの投資額になるので、じっくり計画を立てないと過剰投資になる危険性がある。更新時の補助金はないので積み立ても必要だ」と指摘している。
道営・五十嵐騎手が7年連続リーディング
07年度ホッカイドウ競馬の成績優秀者をたたえる、北海道内スポーツ4紙による各表彰式が6日、札幌の北海道庁で行われた。

 日刊スポーツ選定のリーディングジョッキー賞は、31年ぶりに年間最多勝記録を塗り替える146勝を挙げた五十嵐冬樹騎手(32)が受賞した。自身の持つ記録を更新し7年連続8度目の首位に輝いた。五十嵐騎手は「いい馬に乗せてもらい、皆さんに感謝しています。来年は今年のようなことはないと思いますが、1つ1つ与えられたレースを大事に乗っていきたい」と喜びを語った。
たかを観光が再生法申請 負債総額226億円 道内で今年最大
ゴルフ場運営のたかを観光(札幌、渡辺裕一社長)は六日、札幌地裁に民事再生法の適用を申請し、再生手続きの開始決定を受けた。負債総額は二百二十六億三千二百万円となり道内で今年最大。一九九八年から和議による再建に取り組んでいたが、ゴルフ人口減少などで和議条件の履行が困難になり、二度目の破たんに追い込まれた。ゴルフ場経営は継続し、三ゴルフ場合わせた五千七百人の会員権は維持する。

 たかを観光は七四年の設立で、ゴルフブームに乗って業績を拡大。だが三百億円超を投じた関東や九州でのゴルフ場開発がバブル崩壊で頓挫し、九八年に負債総額七百十一億円を抱えて和議を申請、金融機関に対する債務九割免除などの条件で再建を進めていた。

 同社は札幌市豊平区で羊ケ丘カントリークラブ(CC)、南区で真駒内CC、滝のCCの三ゴルフ場を運営。二○○六年十一月期に経常利益六千六百万円を計上したが、和議計画通りの売上高や入場者数を確保できておらず、主取引銀行の北陸銀行に対する弁済が○四年十一月から条件通りに実行できなくなったうえ、ゴルフ場会員の預託金返還に充てる資金も乏しくなったため民事再生法の適用申請を決めた。債務超過額は百七十一億円。

 記者会見した渡辺社長は「ゴルフ会員に二回も債務免除をしてもらうのは申し訳ない」と陳謝。来年四月中旬までに策定する再生計画案では、特定企業のスポンサーを設けず、百三十三億円の金融債務と八十七億円のゴルフ会員預託金の返還債務削減を要請する。さらに資本金を100%減資したうえで北陸銀行や北海道銀行、会員権を持つ企業経営者らの出資を受けて経営再建を図る。
(北海道新聞 引用)
ダルが「血染めの熱投」で五輪切符獲得
星野ジャパンのエース、日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が「血染めの熱投」で北京五輪切符をもぎ取ったことが4日、判明した。前夜の台湾戦で7回2失点の好投。星野監督は一夜明けたこの日、「大丈夫か、って聞いたよ」。試合中にダルビッシュが右手親指付近から出血し、続投可能かを確認した舞台裏を明かした。右手親指から出血しながら責務をまっとう。星野監督もビックリの根性を見せた。

 早期降板ならゲームプランが崩れるところ。ただダルビッシュから「シーズン中もある」(星野監督)と大事には至らなかった。リリースの時に右手の人さし指または中指が親指に接触することがあり、軽い裂傷は珍しくない。11月23日のオーストラリアとの強化試合でも同様の負傷。この日、がい旋帰国した大黒柱は「重圧がかかるということもなかった。みんなが重圧がかかるっていうと、ない。そういう性格ですから」。激闘の余韻を問われ、右から左へ聞き流した。

 万全ならば、来年8月の本大会のエース候補の1人になるのは確実。今回で「いい経験ができて良かった」と収穫をつかんだ。沢村賞獲得に日本代表エースと、激動のプロ3年目にようやく一区切りを付けた。「今一番したいこと? 1分、1秒でも早く奥さんに会いたい」。熱投の翌日にはニヤリと笑い、熱い、熱いラブコールだ。最高の1年間の締めももちろん、ど真ん中の直球勝負だった。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)
コープさっぽろ 名寄に出店計画 09年、予定地は駅横広場
【名寄】生活協同組合コープさっぽろ(札幌)が、名寄市内のJR名寄駅前に出店を計画していることが三日、明らかになった。同生協の担当者が市と名寄商工会議所を訪れ、方針を説明した。

 同生協が十一月二十七日に示した計画によると、予定地は駅横広場(市内東一南八)で、店舗面積は四千二百平方メートル。二○○九年の開店を目指し、食品や酒、薬、日用雑貨などを販売する。出店予定地は、市土地開発公社所有の市有地やJR北海道の用地で、現在は空き地となっているほか、車庫などがある。

 同市内では、イオン北海道(札幌)のポスフール名寄店の出店を阻止するため、市議会が六月下旬に市特別用途地区建築条例を可決。しかし、同社は出店方針を変えず条例施行前の七月上旬に着工し、来年四月下旬に開店する運び。

 こうした中で、道内流通大手の一角をなすコープさっぽろが出店の意向を伝えたことで、地元商業者に波紋が広がっており、市や同会議所などは今後、対応を慎重に検討していく構えだ。

(北海道新聞 引用)
「俊也」の手腕、評価 岡田元監督
「現在の戦力で勝つために合理的な戦いをした」。コンサドーレ札幌が二○○○年にJ1昇格を決めた時の監督で、脳梗塞(こうそく)で入院している日本代表のオシム監督の後任に近く決まる岡田武史さん(51)は、三浦俊也監督を高く評価し、一年目で昇格に導いた指揮官の手腕をたたえた。

 岡田さんが就任した一年目の一九九九年は5位。二○○○年は戦術を転換し、堅い守備を基本に雪辱を果たした。「最初の年は派手なサッカーをやろうとして失敗した」と、自らの苦い経験を振り返る。

 「札幌は僕の一番思い入れのあるチーム。『おめでとう』と同時に『ありがとう』という気持ち」。岡田さんはこうしみじみと語り、「北海道の人は温かい。今でも一番友達が多い地域」という。

 それだけに、自身が○一年のシーズン終了後に監督を辞めた後、○二年にJ2降格が決まって苦しんでいるのを見て、「つらかった」と話す。

 三浦監督を岡田さんは「俊也」と呼ぶほどの間柄だ。十年余り前、岡田さんがコーチをしていた日本代表がドイツに遠征した際に通訳をしたのが、当時ドイツに留学していた三浦監督だった。「俊也は夜中まで、僕や加茂周監督(当時)にサッカーの質問をし続けた。サッカーが大好きで、まじめなやつだった」と懐かしそうに振り返り、友人が成し遂げた快挙を自分のことのように喜んだ。

 「ずっと札幌を応援してくれた人、そして北海道の皆さんのために良かった」と、この日の感動の余韻に浸りながら、来季に向けては「J1は大変。補強が必要」と自らの経験を踏まえて提言した。