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北海道・札幌・ススキノ最前線
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殺人で英国籍の男を逮捕 横浜、25歳の女性殺害
横浜市瀬谷区の無職川野辺晶子さん(25)が27日、自宅アパート室内で他殺体で見つかった事件で、神奈川県警捜査1課は29日、殺人容疑で、同居していた英国籍の無職シミン・ポール・ジェイソン容疑者(34)を逮捕した。

 捜査1課によると、ジェイソン容疑者は英国で川野辺さんと知り合い、5月に短期ビザで来日。いったん帰国し、今月3日に再び来日し、川野辺さんと1歳の男の子と3人でアパートで暮らしていたという。

 ジェイソン容疑者は27日夜、「彼女が死んでいる。原因は分からない」と110番、瀬谷署員が布団の上で遺体を見つけた。説明に不審な点があり、捜査1課はジェイソン容疑者から事情を聴いていた。

 司法解剖の結果、川野辺さんの死因は、首を圧迫されたことなどによる窒息死だった。

(北海道新聞 引用)
駐車違反「逃げ得許さない」 13人の預金口座 道警が差し押さえ
道警は二十八日、駐車違反の放置違反金を納めていない札幌市内の車の所有者十三人の預金口座を差し押さえ、違反金と延滞金合わせて約五十五万円を徴収したことを明らかにした。昨年六月の放置違反金制度の導入後、道警による差し押さえは初めて。道警は「逃げ得は許さない」と強調、十月も滞納者四十六人の口座や給与を差し押さえる方針だ。

 道警によると、差し押さえられた十三人は二十-三十代の男女で、昨年六月から今年三月までの駐車違反による放置違反金を納めず、再三の納付命令や督促を無視していた。このうち、三十代男性は、違反八件分の放置違反金総額十二万七千円(延滞金を含む)を滞納していた。

 一方、督促に応じ、口座差し押さえは免れたものの、多額の放置違反金を延滞していたケースも。昨年六月から十一月までにミニバイクを歩道上に駐車、九十回も違反の標章を張られ、総額約八十一万円を滞納していた二十代女性は「標章が注意だと思っていた」と釈明。違反金を分割で納めているという。

 放置違反金制度では、駐車違反をした運転者が警察に出頭して、反則金を納めない場合、代わりに車両の所有者に反則金と同額の違反金を科すことになっている。
(北海道新聞 引用)
民間給与9年連続ダウン 平均434万9千円 国税庁調査
民間企業に勤める人が昨年1年間に受け取った平均給与は434万9000円と、前年を1万9000円(0・4%)下回り、9年連続でダウンしたことが27日、国税庁の民間給与実態統計調査で分かった。

 一方、給与から天引きされた所得税は、定率減税の一部廃止により総額9兆八千九百二十五億円と前年より10・4%増えた。企業業績は好転しているが、個人が景気回復を実感できない状況が続いている。

 男女別の平均給与は、男性が9年ぶりに前年比0・1%の増加に転じ、538万7000円、女性は0・7%減の271万円。全体の給与の減少は、派遣社員やアルバイトが増加する雇用形態の変化も一因とみられる。

 給与を階層別にみると、300万円以下の割合が前年に比べ1・2ポイント増える一方、1000万円超の割合も0・2ポイント増え、格差が広がりつつある傾向をうかがわせた。
(北海道新聞 引用)
天下り、元道幹部また“抜け道” 子会社経て指名業者に
二○○五年三月末に道を退職し、道の指名登録業者の関連会社などに再就職した元道幹部八人が、今年、指名業者本体に再々就職していたことが分かった。道は在職中の業務と関連のある企業・団体への再就職を二年間制限する要綱を定めており、事実上の要綱逃れといえる。二十六日の道議会一般質問で、共産党の真下紀子氏(旭川市)が追及する。

 道は本庁次長級以上を対象に、退職前五年間に担当した業務と密接に関連する企業に天下ることを二年間制限する「再就職要綱」を定めている。

 一昨年九月の道議会でも、元建設部長が指名登録業者の関連会社に再就職し、二年後に指名登録業者の副社長に再々就職していることが問題になったが、高橋はるみ知事は「要綱には反しない」と答弁している。

 今回、再々就職が明らかになったのは建設部OB六人と元公営企業管理者、元経済部長。

 元公営企業管理者は苫小牧の港湾運送会社顧問を二年間務めた後、今年四月、その親会社の商社(道指名登録業者)の特別顧問に就任した。元経済部長は、今春、道内大手の電気通信工事業者の顧問に就任。その前二年間はこの業者の100%出資子会社の社長だった。
(北海道新聞 引用)
住宅内部を全焼 中に男性の遺体 岩見沢
【岩見沢】二十三日午前十時十分ごろ、岩見沢市栗沢町栗丘二二の住宅=苫小牧市三光町二、無職宮崎三彦さん(65)所有=から出火、木造一部二階建ての住宅内部延べ約九十平方メートルを全焼し、焼け跡から男性の遺体が見つかった。岩見沢署は、遺体は宮崎さんとみて確認を急いでいる。

 同署によると、宮崎さんは夏場、家庭菜園での畑仕事のため同住宅で一人で暮らしていた。遺体は居間で見つかり、近くに使用した消火器があった。居間の燃え方が激しく、同署は出火原因を調べている。

(北海道新聞 引用)
水素エネルギー、市民生活に 室蘭に促進会議 来月5日初会合
環境問題が主要議題となる来年七月の北海道洞爺湖サミットの開催を前に、二酸化炭素を排出しない水素エネルギーが注目される中で、室蘭市民有志が「室蘭水素利用促進市民会議」を設立、十月五日に室蘭工業大学で初会議を開く。藤当満代表は「専門的な研究は盛んだが、将来的に日常生活にどう生かせるか、市民の視点で探っていきたい」と意気込む。

 市民会議は今年八月二十六日、企業や商業関係者を含む市民有志八人で設立した。

 室蘭市内には、新日本石油精製室蘭製油所など水素を副産物として生産、保有する企業が多く、利用を目的とした研究も盛んだ。同会議はこうした利点をより生かし、市民レベルでも、水素エネルギーの実験や勉強会を開催するなどして、「日本のモデル地域」を目指したいと考えている。

 初会議では、八月下旬から十日間、水素燃料研究の先進国・ノルウェーを視察した同会議副代表の青山剛さんが、水素自動車用に水素を供給する施設のことなど、現地の事例を報告する。

 藤当代表は「熱し始めた議論がサミット開催後にしぼんでしまわないよう、市民レベルで盛り上げていきたい」と話す。

 初会議は、午後六時半から室工大N403教室で。参加無料。

 問い合わせは藤当代表(電)0143・44・3357へ。
(北海道新聞 引用)
洞爺湖サミットに向けて 環境問題など提言 市民フォーラムが札幌で結成式
来年七月の北海道洞爺湖サミットに向け、道内のNPO法人など三十五団体が結成した「G8サミット市民フォーラム北海道」の設立イベントが二十一日、札幌市北区の札幌エルプラザで開かれた。「市民に開かれたサミット」の実現に向け、参加団体の代表者らが「地球環境」「貧困・開発」「平和・人権」の各問題について提言を発表した。

 「キックオフミーティング」と題したイベントには、約二百人が参加。環境問題では、北海道グリーンファンド(札幌)の鈴木亨さんが「暖房を長く使う北海道は、一人当たりの二酸化炭素排出量が全国一多い」と指摘。サミットに向け、「風力などの自然エネルギー王国・北海道を目指したい」と訴えた。

 また、国内約百の非政府組織(NGO)で構成する「2008年G8サミットNGOフォーラム」(東京)の大林ミカさんは、今年六月に開かれたドイツ・ハイリゲンダムサミットでの活動を報告。その上で「洞爺湖サミットは、市民運動団体の日本政府に対する政策提言能力を高める機会になる」と述べ、道内団体の積極的な参加を求めた。

 市民フォーラム北海道は今後、先住民族の権利など北海道と関係の深いテーマでセミナーを開くほか、来年七月にはNGOフォーラムと連携して国際会議を開く方針。また、国や道に対して、サミットで取り上げてもらいたい事項や、警備体制のあり方などについて提言していく。
(北海道新聞 引用)
福岡・小郡の児童劇団 高松凌雲テーマに公演 28日、函館で
福岡県小郡市の児童劇団「レインボーキッズ」が高松凌雲をテーマにした創作劇「静かなる獅子外伝~彼の地での再会~」を二十八日午前九時四十分から、函館市芸術ホール(函館市五稜郭町)で上演する。日本赤十字社北海道支部創立百二十周年記念第二十八回赤十字北海道大会の一環で、同劇団の函館公演は昨年に引き続き二回目となる。

 日本赤十字社北海道支部(札幌)は二年に一度、各地で道大会を開いており、函館での開催は十四年ぶりとなる。同支部が創立百二十周年を迎えたことから、日本で最初に赤十字精神を実践したとも言われる小郡市出身の高松凌雲の創作劇に取り組む同劇団に公演を依頼した。

 舞台には小学二年-六年の劇団生と卒団生計二十六人が出演する。敵味方なく傷病兵を治療した高松凌雲と、凌雲の兄で箱館戦争の幕軍将として政府軍と戦った古屋佐久左衛門がメーンキャストになっている。劇団の演出を務める田中由美さんは「小学三、四年の小さな子が団員の半数を占めているが、昨年と見劣りしない舞台になっていると思います」と意気込んでいる。

 入場は無料だが、事前の申し込みと入場整理券の持参が必要。観覧希望者は市福祉部社会課(電)0138・21・3255へ。

 また、午前十一時からは赤十字奉仕団の活動発表をするシンポジウムが開かれるほか、会場には骨密度測定や赤十字活動のパネル展示コーナーも設けられる。
(北海道新聞 引用)
台湾人運転きょう解禁 道は「観光客増える」 業界は「事故が心配」
台湾の自動車運転免許証の日本国内での使用が十九日施行の改正道交法により解禁される。台湾人は、北海道を訪れる外国人の約45%を占めるとあって、道は中国語のドライブ観光リーフレットを作るなど、新たな観光需要掘り起こしに懸命だ。ただ、売り上げ増を最も期待できるはずのレンタカー業界は意外に冷静。言葉の問題や交通ルールの違いによる事故発生の懸念がぬぐえないためだ。

 道は八月、台湾のドライバー向けに中国語リーフレットを作製した。道内主要道路を載せた観光地図と日本の交通ルール解説を組み合わせた内容で、道内の旅行会社やレンタカー会社に四万九千部を配布したほか、高橋はるみ知事が今月上旬に訪台した際にも千五百部を現地で配った。

 さらに観光地情報や交通ルール、冬道運転の注意点を映像で解説する中国語のDVDを約二千五百枚作り、来年二月に来道する台湾の旅行業界訪問団に配布するとともに、冬道運転体験も計画している。

 「観光客を増やす大きなチャンス」(環境生活部)と張り切る道とは裏腹に、肝心のレンタカー会社は慎重な態度を崩さない。トヨタレンタリース新札幌やニッポンレンタカー北海道が、旅行会社が企画する台湾観光客向けレンタカー付き宿泊プランに参加しているものの、レンタカー会社独自のサービスを打ち出す動きは今のところない。

 中国語を話せるスタッフ配置が間に合わないことに加え、台湾では車が右側走行のため「不慣れな運転で事故につながりかねない」との心配があるためだ。また「運転が荒っぽい人が多く、道内のドライバーとのトラブルも起きるのでは」と懸念する声もある。

 北海道レンタカー協会連合会は台湾からの個人客向けに、利用の手続きや運転時の注意などをまとめた説明書を作製中。今月中にも加盟会社に配布予定だが、間もなく降雪期に入ることから「利用本格化は来春以降」(同連合会)とみており、年明けまでは様子見の姿勢が続きそうだ。

(北海道新聞 引用)

ヒルマン監督が“世界の王”にイライラ!
<ソフトバンク10-0日本ハム>◇17日◇福岡ヤフードーム

 天王山で壮絶に散った。日本ハムが2位ソフトバンクに、今季初の「2ケタ失点&完封」という屈辱的な大敗を喫した。投手陣が総崩れで10失点。打線もわずか4安打で、新垣から得点も奪えなかった。トレイ・ヒルマン監督(44)が試合後に、王監督の采配批判ともとれる発言をするなどフラストレーションいっぱいの内容で、3連戦を1勝2敗で負け越し。今季の同カード負け越しも決まり、1ゲーム差へ肉薄された。

 アドレナリンが噴き出していた。ヒルマン監督は試合後もエネルギッシュに「バトル」した。まさかの0-10のスコアでの敗戦。怒りのベクトルは、相手のとった戦術へ、鋭く向かっていった。まずは「もちろん我々の取り組みも良くなかった」と認めた上で、一気に胸の内を吐き出した。

 ヒルマン監督「向こう側が不適当な戦術をとった。具体的に? あの場面でスクイズをされたし、一、三塁で盗塁とか…。我々と考え方が違うと感じた」

 問題視したのは、5点ビハインドの6回の守備。1死一、三塁から、井手に想定外だったスクイズを決められた。しかも打球処理した金沢がトンネル。さらにピンチを広げ、本多に7点目となる右翼線適時打を浴びた。その直後には本多が二盗。メジャーでは「暗黙のルール」とされている、大差の展開でのスクイズ&盗塁-。青い目の指揮官はガチンコで、王監督の石橋を渡る采配に、露骨に不快感をあらわにした。

 珍しい「毒演会」が、逆にこの1敗の重さ、緊急事態ぶりを際立たせた。先発スウィーニーから投入する投手陣が次々に炎上。この日、昇格した3番手の金沢は、ヒルマン監督の恨み節の「あの場面-」にマウンドを任され、2被弾を含む5失点。グリン、吉川と離脱して火の車となった先発投手の候補の1人だったが、そんな淡い期待も吹き飛ぶ背信ぶりだった。

 打線もわずか4安打。16日に負傷した稲葉を欠けば、打つ手はなかった。稲葉不在の影響を問われた記者には「聞かれるまでもなく明らか。非常にフラストレーションがたまる試合で、その質問が来ると、さらにたまるんだ!」とかみついた。今季初の「2ケタ失点&完封」での黒星。パ連覇へ、マッチレース状態のソフトバンクとの直接対決は残り2試合で1ゲーム差にまで迫られた。ヒルマン監督が“世界の王”とのサバイバルレースに、まずは場外戦で自らムチを入れた。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)
北方四島の現状 根室市長が説明 与那国で国境フォーラム
日本最西端の沖縄県・与那国島で開かれている日本島嶼(とうしょ)学会の全国大会で十六日、長谷川俊輔・根室市長、外間守吉・与那国町長らが参加して「国境フォーラム」が行われた。隣国と接する自治体の首長が集まるのは初めて。「国境」地域の交流と自立について意見を交わした。(詳報は25日の朝刊に掲載します)

 フォーラムは、島嶼学会と北大スラブ研究センターの共催。松村良幸・対馬市長(長崎県)は台風のため出席できず、代わりに国境問題に詳しい日本財団の山田吉彦情報グループ広報チームリーダーが参加。岩下明裕・北大スラブ研教授(ブルッキングス研究所客員研究員)がコメンテーターとして出席した。

 長谷川市長は、北方四島をロシアに実効支配され、交流も制限されている現状を説明。四島との自由貿易ゾーン構想や水産資源の共同管理を掲げた再構築提言を紹介した。

 外間町長は、約百十キロ離れた台湾花蓮市に町の連絡事務所を五月に開設したことを報告。山田氏は、韓国人観光客が急増している対馬の現状などを説明した。

 岩下教授は国境地域の安定のために、「相互の経験を組み合わせることが重要だ」と話した。

 会場の与那国町福祉センターには、研究者や地元町民ら約百人が集まった。
(北海道新聞 引用)
社保庁職員無断閲覧 退職女性の情報を探るシステム悪用 留萌
留萌社会保険事務所(留萌市)の男性職員が、社会保険庁のオンラインシステムを通じて、元女性職員の個人情報を無断で閲覧していたことが十四日分かった。一連の年金記録問題が批判される中での不祥事で、道社会保険事務局は「厳正に処分する」としているが、問題の発覚から一カ月近く公表していなかった。

 同事務局によると、男性職員は八月十三日、退職した女性が再就職しているかなどを知ろうと、業務外の目的で事務所内のパソコンのオンラインシステムを使って、女性の名前を入力した。

 ところが女性と同姓同名の被保険者が全国で多数検索されたため、今度は女性が社会保険事務所に入った際に与えられた基礎年金番号に近い、別の同僚職員の番号から絞り込むことを思い立ち、表示された番号の頭文字などを手がかりに女性の個人情報を割り出し、閲覧したという。個人情報には年金記録のほか、住所や生年月日、勤務先の給与が含まれている。

 二日後、職員によるシステムの利用履歴を確認していた上司が、元女性職員と同僚職員の名前があったことを不審に思い、男性に事情を聴いたところ、無断閲覧を認めた。男性は「現況を知りたかっただけで、知り得た情報は他言していない」と話しているという。

 無断閲覧の事実は、この女性に知らされておらず、同事務局総務課は「早急に連絡先を確認した上で報告したい」としている。また、発覚から一カ月近くたって公表した点については「事実関係の確認をしていた」と話している。

(北海道新聞 引用)
トンネル貫通を霊前に報告 佐呂間竜巻
【北見、佐呂間】昨年十一月七日の竜巻で工事事務所が被災して関係者九人が亡くなった、新佐呂間トンネル(北見市北陽-網走管内佐呂間町栃木、四千百十メートル)の慰霊式と貫通式が十四日午前、同町若佐の被災現場とトンネル内で開かれた。

 大手ゼネコン鹿島などでつくる共同企業体(JV)の主催。遺族をはじめ関係者や地元自治体など約三百六十人が参列。

 更地となった旧事務所跡地前で行われた慰霊式では、新たに建立された慰霊碑を遺族や工事関係者が白い玉砂利を注いで完成させ、鹿島の川合勝副社長と堀次郎佐呂間町長が追悼の辞を述べた。JV副所長だった夫の義信さん=当時(52)=を亡くした橋本英子さん(51)は「天国ではみんなと仲良くやっていますか。お父さんの死後、生活は一変したけど、残された私たち家族は力を合わせて生きていこうと思います」と遺族らの思いを代弁。遺族席からはすすり泣く声が漏れた。

 慰霊式の終了後、参列者たちは現場から約二キロ離れた同トンネル内に移動。渡り初めなどをしてトンネル貫通を祝った。

 完成すると道内二番目の長さとなる同トンネルは、二○○九年春の開通を予定している。
(北海道新聞 引用)
預金者保護悪用、数千万円詐欺か 札幌の組員ら逮捕
銀行などのキャッシュカードの偽造、盗難被害を救済する預金者保護法を悪用し、補償金をだまし取ろうとしたとして、札幌中央署と道警捜査四課は十二日までに、詐欺未遂の疑いで、住所不定、無職伊勢伸彦(34)、札幌市中央区南七西一四、暴力団幹部、無職冨田道弘(55)ら四容疑者を逮捕した。同署などは伊勢容疑者らが実際に数千万円をだまし取った可能性があるとみて詐欺グループの全容解明を進めている。

 昨年二月施行の同法を悪用した詐欺関連の事件摘発は道内では初めて。

 調べでは、四容疑者は銀行などの金融機関二口座に計約二千七百万円を預金した後の昨年三月、「キャッシュカードを盗まれた」と虚偽の被害届を同署に提出。預金ほぼ全額を引き出して盗難被害を装い、金融機関に補償金の支払いを求め、だまし取ろうとした疑い。

(北海道新聞 引用)

発砲の組員 道内で覚せい剤取引か 長野の女性に200万円送付
【函館】函館市内で十一日未明、長野県佐久市中込、指定暴力団住吉会系組員、職業不詳高成仁(こうせいじん)容疑者(52)が警察官に発砲、応射され死亡した事件で、高容疑者が事件前の九日に千歳市内からタクシーで函館に移動していたとみられることが十一日、関係者の話で分かった。高容疑者の遺体から覚せい剤反応が出ていることや、渡島管内七飯町内のホテルから長野県内の女性に小包で現金二百万円を送付していることなどから、函館中央署はこの金が、覚せい剤など何らかの取引の対価だった可能性があるとの見方を強めている。

 JR北海道函館支社によると、高容疑者は十日午前八時二十分すぎ、JR函館駅のホームで男性客に拳銃のようなものを突きつけ、「列車に乗れ」と脅し、目撃した乗客らが停車中の特急の車掌に連絡した。車掌は同支社を通じ道警函館方面本部鉄道警察隊に連絡。同支社の社員らが捜したが、高容疑者は見つからなかった。

 同じころ、同駅構内で高容疑者に威嚇された乗客はほかにもおり、一部の乗客が函館駅前交番に通報、函館西署員が捜したが既に立ち去っていた。駅員は高容疑者が午前八時二十五分ごろ改札を抜け外へ出る姿を目撃。函館市内のタクシー会社乗務員によると、同時刻ごろ同僚の乗務員が函館駅前で高容疑者とみられる男を乗せ、同管内七飯町に向かったという。

 一方、千歳市内のタクシー会社の乗務員によると、九日午後六時前、JR南千歳駅(千歳市平和)から高容疑者とみられる男がタクシーに乗車。「函館方面へ」と指示し、道央道を経由し国道5号を南下した。男は冗舌で、「佐久まで行ってくれ」「自分は韓国籍だ」などと話しかけてきた。刑務所での経験を語り「シャブ(覚せい剤)をやっている」「刑務所に入りたくないから警察に捕まったら銃撃戦だ」などと話したという。

 午後八時前、JR八雲駅(同管内八雲町)付近で燃料が足りなくなったが、補給所が既に閉店していたため、男は同駅前で、八雲町内のタクシー会社の乗務員の車に乗り換え、午後九時ごろJR函館駅前に到着、下車したという。

 函館中央署などは十一日午後、函館市昭和町の発砲現場で四十人体制で現場検証を実施。捜査車両などを使って銃撃戦の状況を再現し、発射された銃弾を捜したが見つからなかった。同署の調べで、高容疑者の拳銃は中国製のトカレフとみられることが判明。高容疑者が七飯町で女性(39)から奪った乗用車からは女性の現金約十万円が手つかずの状態で見つかった。

(北海道新聞 引用)
北見断水 「時間外」の返納検討 市職員幹部ら155万円寄付
【北見】六、七月の断水に対応した北見市職員への時間外手当が約八千五百万円となり市民の批判を受けた問題で、神田孝次市長は十日、部長会議で同手当の自主的な返納を促し、各部が具体的な検討に乗り出した。また同日、市の特別職七人が計百五万円、水道事業を管轄する企業局の管理職十四人が計五十万円、合わせて二十一人で百五十五万円を寄付した。

 神田市長は会議で「時間外手当について市民から厳しい議論をいただいている。職員の良識ある判断を求めたい」と述べた。各部は返納の可否、対象とする職員や額について検討を始めた。

 時間外手当をめぐっては、六月の断水が人的ミスが原因との諮問機関の答申が出ているだけに、市民から「市の失敗のツケを税金で払わされるのは納得できない」との批判が大きい。一方、浄水場職員は「労災覚悟で働いたのに、市民に理解されていない」と語る。

 労働基準法は、使用者に対し、時間外勤務について割増賃金を支払うよう義務付けており、総務省によると公務員にも準用される。給与の自主返納について厚生労働省労働基準局は「職員が自主的に同意していれば労基法上の問題はない」と話す。二○○四年十月の新潟県中越地震で被災した長岡市で、一般職員が時間外手当の三割を自主返納した例などがある。

 また、時間外手当の支給対象ではない特別職が一人十五万円ずつ寄付したことについて、川崎英勝副市長は「断水対策経費も補正予算に計上する中、個人の立場で気持ちを表したかった。今後、市の責任を明らかにした場合に行う給与削減処分などと別」と説明した。

 神田市長は市への寄付が公職選挙法で禁止されているため、加わらなかった。一方、市長が自らに減給処分を科すことはできるが、断水の原因に浄水場での人的ミスがあったかどうかの市長の判断が一カ月以上先になるとみられ、減給するかどうかの判断はさらにその後になりそうだ。

(北海道新聞 引用)
日本ハム田中賢がリーグタイ記録50犠打
<日本ハム4-8西武>◇9日◇札幌ドーム

 日本ハム田中賢介内野手(26)がシーズン犠打のリーグタイ記録を達成した。初回に今季50個目の犠打となる送りバントを決め、西武時代の平野謙(現日本ハム外野守備走塁コーチ)が90、91年に達成した従来のリーグ記録に並んだ。達成時には一塁ベースコーチの平野コーチに「やったぞという意味」として目で合図。「すごく地味な記録だけどチームに欠かせない作戦なのでパ・リーグで1番はうれしい」と話した。3回には「今までで一番の当たり」という今季2号を放ったが、勝利に結び付かず喜びは半減だった。

(北海道新聞 引用)
高波で高校生海中転落 漁師4人、磯舟繰り出し救助 広尾
【広尾】八日午後四時ごろ、十勝管内広尾町の十勝港外港区南防波堤で、台風9号による波の様子を見にきた高校三年の男子生徒(18)が港内の海中に転落、近くにいた同町内の石村政勝さん(58)ら漁業者四人の連携で無事救助された。

 高校生は、同級生三人と防波堤で遊んでいたが、防波堤を越えた高波にさらわれて海中に転落。同級生らは、異変に気付き駆け付けた石村さんに助けを求め、石村さんの仲間がコンブ漁の磯舟を出し、数分後に生徒を救助した。

 当時は温帯低気圧の影響で、防波堤内でも波が一メートルを越す荒れた状態で、漁業者はコンブ漁で使う約三メートルのさおで生徒をたぐり寄せ、救助したという。

(北海道新聞 引用)

高波で高校生海中転落 漁師4人、磯舟繰り出し救助 広尾
【広尾】八日午後四時ごろ、十勝管内広尾町の十勝港外港区南防波堤で、台風9号による波の様子を見にきた高校三年の男子生徒(18)が港内の海中に転落、近くにいた同町内の石村政勝さん(58)ら漁業者四人の連携で無事救助された。

 高校生は、同級生三人と防波堤で遊んでいたが、防波堤を越えた高波にさらわれて海中に転落。同級生らは、異変に気付き駆け付けた石村さんに助けを求め、石村さんの仲間がコンブ漁の磯舟を出し、数分後に生徒を救助した。

 当時は温帯低気圧の影響で、防波堤内でも波が一メートルを越す荒れた状態で、漁業者はコンブ漁で使う約三メートルのさおで生徒をたぐり寄せ、救助したという。

(北海道新聞 引用)

食肉処理施設、112製品で表示不備 全道調査、大半が記載漏れ
食肉加工製造卸会社「ミートホープ」(苫小牧)による牛ミンチ偽装事件を受け、道が全道六百八十五の食肉処理施設を対象に行った立ち入り調査結果がまとまり、全体で百十二件の表示の不備があったことが七日分かった。表示の記載漏れが大半で、ミート社のような表示と内容が異なる違反は見つからなかった。

 道は、七月から八月末にかけて道内の食肉処理施設に抜き打ちで立ち入り調査を行った。対象は、季節操業などで不在だった四十八施設を除く六百三十七施設で、一万九百六十五の製品を調べた。

 その結果、五十五カ所、百十二の製品で表示の不備が見つかった。多くは保存温度や期限表示などの表示記載漏れで、道は適正表示への改善を指導した。このほか、原材料の仕入れに関する情報や出荷量などの記録が一部保存されていない施設も目立ったという。

 道は今後、今回の調査で不在だった施設の調査を実施するとともに、改善を指導した施設にも再度の確認を行う方針。

(北海道新聞 引用)
台風9号 今夜道内接近か 太平洋側中心、大雨の恐れ
強い台風9号は六日、東京都から愛知県にかけての広い範囲を暴風域に巻き込みながら北上した。七日未明にかけて静岡県から千葉県にかけての沿岸に上陸後、東北から北海道へ向かうとみられ、道内には八日午後に上陸する恐れがある。道内は七日夜から八日にかけて大荒れの天気となる見込みで、札幌管区気象台は土砂災害や低い土地の浸水、突風、高波などに警戒を呼び掛けている。

 この台風により、栃木県日光市のホテルで修学旅行の小学生六人が強風で割れたガラスでけがをするなど、関東と東海で計三十人が重軽傷を負った。

 六日午後五時すぎ、静岡県・石廊崎で五四・六メートルの最大瞬間風速を観測し、この地点で九月に吹いた風としては最も強かった。

 札幌管区気象台によると、台風の影響で北海道の南に停滞している前線の活動が活発化し、道内は七日夜にかけ太平洋側を中心に大雨となり、降り始めからの雨量は太平洋側で一五○ミリになる見通し。

 台風は八日午後三時に帯広市の北北東約五○キロを中心とする半径三○○キロの円内に達する見込みで、道内は七日夜から八日にかけて非常に強い風や激しい雨に見舞われそうだ。

 道内の交通機関は六日から乱れ、新千歳空港では夕方以降の新千歳-羽田線がほぼ欠航となるなど計三十二便が欠航、十五便に遅れが出た。旭川、函館など他空港でも欠航が相次いだ。

(北海道新聞 引用)
道内に新路線開設を 訪台の知事、エバー航空に要請
【台北4日則本晃】台湾を訪問中の高橋はるみ知事は四日、エバー航空台北事務所を訪れ、同社の陳欣徳社長に対し、既に定期便のある新千歳-台北線に加え、その他の道内各空港への定期便就航を要請した。陳社長は即答を避けたものの、航空機の大型化などで台湾からの観光客増を図ることで一致した。

 高橋知事はあいさつで「新千歳便のさらなる増便のお願いと併せて、道内には旭川や函館、釧路などにも空港がある。新たな路線開設を検討いただきたい」と述べた。陳社長は「将来的に、道内への定期便にはもっと大きな機材を使っていきたい」などと応じた。

 エバー航空は一九九五年から新千歳-台北間のチャーター便を就航させ、二○○三年三月から同路線を定期便化。現在週七便を運航している。同社の子会社を含め、○七年度は新千歳以外に旭川、函館、釧路、帯広各空港で計六十三便のチャーター便を運航している。

 知事は五日午前、台北から中華航空機で帰国する。
(北海道新聞 引用)
炭都にSL復活 「夕張応援号」が試運転
【夕張】夕張市民を元気づけようと、JR北海道が八、九の両日に運行を予定している「SL夕張応援号」の試運転が三日、JR石勝線の新夕張-夕張間で行われた。かつての炭都・夕張でJRのSLが走るのは、旧国鉄最後の本線上のSL運行となった一九七五年十二月の貨物列車以来三十二年ぶり。

 運転されたのは「SLニセコ号」と同じC11形。かつて夕張を往来した大型のD51形よりは小ぶりだが、新夕張からの約十六キロを客車四両を引き、三十分余りで走りきった。

 途中の清水沢駅では三十秒停車。炭鉱に延びていた線路跡が広がる駅周辺には、懐かしそうにSLの雄姿を眺める市民の姿が見られた。八、九日とも新夕張-夕張間を二往復する。列車は全席指定ですでに満席。
(北海道新聞 引用)
横断中の71歳女性はねられ死亡 車の運転手逮捕 室蘭
【室蘭】二日午後十一時十分ごろ、室蘭市宮の森町三の一八の道道交差点で、横断歩道を渡っていた室蘭市宮の森町三、無職庄司礼子さん(71)が乗用車にはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。室蘭署は自動車運転過失致傷の現行犯で、乗用車を運転していた登別市千歳町六、会社員佐藤哲朗容疑者(25)を逮捕した。

 調べでは、佐藤容疑者は登別から室蘭方面に走行中、前を走っていた乗用車を追い抜こうとして横断中の庄司さんに気づかなかった。交差点の信号は歩行者側が赤だった。同署は容疑を自動車運転過失致死に切り替え、詳しく調べている。

(北海道新聞 引用)
名門王子応援へ「勝った翌日セール」 アイスホッケー 苫小牧の大型店
【苫小牧】アイスホッケーの王子製紙を盛り上げようと、苫小牧市中心街の大型店が二十二日開幕のアジアリーグで王子が勝った試合の翌日に応援セールを始める。地元チーム連動の“勝ったら企画”は、プロ野球日本ハムの移転に合わせて札幌の商店街などで行われ、人気定着に一役買った。アイスホッケー人気が低迷する中、地域の盛り上がりで創部八十一周年の名門復活を後押しする。

 応援セールを行うのは、JR苫小牧駅周辺の長崎屋苫小牧店と、核店舗にラルズが入る商業施設「egao(エガオ)」。イトーヨーカドー苫小牧店も検討中だ。

 同リーグのレギュラーリーグで王子製紙は30試合を戦う。長崎屋は王子が勝った翌日に「ビクトリーセール」として、一部テナントを除いて全館で特別価格の商品を提供する。店内に王子のユニホームを展示し、従業員がメガホンを手に盛り上げる計画で、大西武俊営業次長は「われわれが盛り上がれば選手や市民も盛り上がる」と話す。

 エガオは、ラルズはじめテナント十店がセールに参加し、目玉商品を提供する。杉本一次長は「リーグを制覇すれば優勝セールもやりたい。王子とともに中心街も盛り上がれば」と力を込める。

 日本リーグ4連覇の輝かしい実績を持つ王子製紙だが、昨季は20勝4分け10敗で、プレーオフで敗れて5位に終わった。名門復活を願う地元の動きに、王子製紙の森信副部長は「選手も意気に感じ、最後まであきらめない試合を見せると思う」と話している。

(北海道新聞 引用)
術後措置不十分で死亡 留萌市立病院、遺族と示談成立
【留萌】昨年五月、留萌市立病院でくも膜下出血の手術を受けた留萌市内の女性=当時(61)=が、十日後に亡くなったのは病院の肺塞栓(そくせん)症予防対策が十分でなかったためとして、同病院が二千七百万円の損害賠償金を夫ら四人の遺族に支払うことで示談が成立したことが三十一日分かった。

 同病院によると、女性は昨年五月二十九日に手術を受け、術後、意識は回復したが六月七日に容体が悪化、同八日に亡くなった。病理解剖の結果、死因は血管内の血の塊が肺の中で詰まる肺塞栓症と分かった。

 後日、遺族が診療情報の開示を求めたことから、病院側も第三者機関に診療内容の精査を依頼したところ、肺塞栓症の予防対策が不十分と指摘された。

 これを受け、病院と遺族とで示談交渉を続け、八月二十九日に示談が成立した。

 病院側は「手術そのものに問題はなかったが、塞栓予防は十分だったとは言い難い」と話している。同病院は、四日開会予定の定例市議会に関連議案を提出する。

(北海道新聞 引用)