【美唄】小型車両の初乗り運賃(七百メートル)を道内最低水準の二百円台に設定している美唄市内のタクシー三社は二十日までに、五百三十円に値上げする申請を北海道運輸局に行った。ただし初乗りの走行距離は現行の二倍の一・四キロとする。低運賃でも業績悪化に歯止めがかからないためで、認可されれば八月下旬ごろから順次値上げする。
三社の現在の初乗り運賃は美唄交通(小型十一台)が二百三十円、美唄北星ハイヤー(同二十台)と昭和ハイヤー(同二十五台)はともに二百七十円。
以前は三社とも、初乗り一・四キロまで五百三十円と岩見沢などと同じだったが、二○○四年から値下げ競争が始まり、昨年十一月からそろって二百円台となっていた。
空知地区ハイヤー協会によると、昨年度の三社合わせた年間売り上げは約三億七千六百万円と前年度比4・2%減。本年度も六月末時点で前年同期に比べ3%ほど落ち込んでいるという。
値下げが利用者の増加に結びつかず、原油高騰が経営を圧迫していることも加わり三社ともこれ以上の低運賃継続は困難と判断した。運輸局は八月上旬にも認可する方針。三社のうち一社は「値下げで運転手の待遇も厳しくなり、値上げはどうしようもない状況だった。お客さまにはどうか理解していただきたい」と話している。
(北海道新聞 引用)
三社の現在の初乗り運賃は美唄交通(小型十一台)が二百三十円、美唄北星ハイヤー(同二十台)と昭和ハイヤー(同二十五台)はともに二百七十円。
以前は三社とも、初乗り一・四キロまで五百三十円と岩見沢などと同じだったが、二○○四年から値下げ競争が始まり、昨年十一月からそろって二百円台となっていた。
空知地区ハイヤー協会によると、昨年度の三社合わせた年間売り上げは約三億七千六百万円と前年度比4・2%減。本年度も六月末時点で前年同期に比べ3%ほど落ち込んでいるという。
値下げが利用者の増加に結びつかず、原油高騰が経営を圧迫していることも加わり三社ともこれ以上の低運賃継続は困難と判断した。運輸局は八月上旬にも認可する方針。三社のうち一社は「値下げで運転手の待遇も厳しくなり、値上げはどうしようもない状況だった。お客さまにはどうか理解していただきたい」と話している。
(北海道新聞 引用)
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