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ダルが「血染めの熱投」で五輪切符獲得
星野ジャパンのエース、日本ハム・ダルビッシュ有投手(21)が「血染めの熱投」で北京五輪切符をもぎ取ったことが4日、判明した。前夜の台湾戦で7回2失点の好投。星野監督は一夜明けたこの日、「大丈夫か、って聞いたよ」。試合中にダルビッシュが右手親指付近から出血し、続投可能かを確認した舞台裏を明かした。右手親指から出血しながら責務をまっとう。星野監督もビックリの根性を見せた。

 早期降板ならゲームプランが崩れるところ。ただダルビッシュから「シーズン中もある」(星野監督)と大事には至らなかった。リリースの時に右手の人さし指または中指が親指に接触することがあり、軽い裂傷は珍しくない。11月23日のオーストラリアとの強化試合でも同様の負傷。この日、がい旋帰国した大黒柱は「重圧がかかるということもなかった。みんなが重圧がかかるっていうと、ない。そういう性格ですから」。激闘の余韻を問われ、右から左へ聞き流した。

 万全ならば、来年8月の本大会のエース候補の1人になるのは確実。今回で「いい経験ができて良かった」と収穫をつかんだ。沢村賞獲得に日本代表エースと、激動のプロ3年目にようやく一区切りを付けた。「今一番したいこと? 1分、1秒でも早く奥さんに会いたい」。熱投の翌日にはニヤリと笑い、熱い、熱いラブコールだ。最高の1年間の締めももちろん、ど真ん中の直球勝負だった。
(日刊スポーツ 北海道版 引用)
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2008/09/22(月) 00:26:52 | URL | #-[ 編集]
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