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ビッグイシュー「内容が好評」 値上げで黒字化 ホームレス支援雑誌
ホームレスが売って自立資金を得る雑誌「ビッグイシュー日本版」が昨年十月の値上げで収支の改善に成功、黒字転換の見通しになった。二○○三年の発刊から五年目。発行元のビッグイシュー日本(大阪市)代表佐野章二さん(66)は「販売員の拡大と誌面改革を続け、部数を増やしたい」と意気込んでいる。

 同誌は月二回刊。札幌でも昨年から、ホームレスの人たちが販売員となり、道庁前や市営地下鉄東西線大通駅コンコースなどで販売されている。全国で登録したホームレス販売員は計約百二十人で、実売約二万九千部。○三年の発刊以来一部二百円だったが採算は厳しく、累積赤字は約五千万円に達した。

 事態打開のため、札幌を除く東京や大阪などの販売地域では昨年十月十五日号から、発売間もないとして価格を据え置いていた札幌でも今月一日号から三百円に値上げした。懸念された部数減もあまりなく、各号ベースで黒字になった。今年は年間を通じた黒字転換を狙う。

 値上げで販売員の利益は一冊百十円から百六十円に増え、一人一日の標準的な売上冊数、二十-二十五冊で収入は三千二百-四千円に。「ネットカフェで一晩過ごせるナイトパック代千数百円に手が届き、路上で寝ずに済む。販売員はホームレスからネットカフェ難民に“昇格”です」と佐野さん。

 東京の販売員、小泉隆さん(56)は一日五十冊前後を売る。「値上げ後、発売日の客の反応は鈍っている」というが、「収入は一割程度アップした。何とかアパートに入りたい」。住所が就職に不可欠だからだ。

 誌面は写真、イラストを多用。環境、自殺、福祉、平和と堅い内容で「国内唯一の若者向け社会派雑誌」と佐野さんは胸を張る。読者の比率は二十代の女性が二割近くを占めて最高だ。

 月刊メディア批評誌「創」編集長の篠田博之さんは「二万九千部という数字が正しければ、健闘といえるが、販売形態の珍しさや、社会運動とみるべき面もある。既存メディアと単純に比較できない」と指摘。二十代の女性が買う点は「ホームレスを助けたいという購買動機に支えられている可能性がある」とみる。

 また出版ビジネスに詳しい、雑誌「宣伝会議」編集長の谷口優さんは「出版業界内であまり取り組まれていなかった新規の販路開拓が成功した例といえる。環境ビジネス同様、社会貢献の気持ちが追い風になるが、中身がつまらない雑誌ならここまで続かなかったはずだ」と分析する。
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