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<1> 大型キャバレー (2006年9月26日)
「健全な社交場」若さで勝負
きらびやかなライトに派手なアクション。キャバレー「札幌クラブハイツ」(中央区南5西3)の舞台で、若さいっぱいの歌と踊りを披露するのは、女性3人グループ「HASSLER(ハスラー)」。パワフルなそのステージに魅せられ、週2回の出演日には、必ず顔を見せるファンも現れ始めた。クラブハイツの客の中心は40~50代。若者にもキャバレーの楽しさを知ってもらいたいと、この春、結成した“秘密兵器”だ。

 かつて札幌では、六つの大型キャバレーが雌雄を競い合った。中でも、「ミカド」(1982年閉店)と、800席余りの「エンペラー」は双璧だった。「一時は2強1弱の時代もありました」。クラブハイツを経営する札幌開発(中央区南2東5)の末永礼造社長が振り返る。そして残ったのは、500席余りの「1弱」、クラブハイツだけ。

 「大人の健全な社交場の灯を消すわけにはいきません」とは言うものの、同社の売り上げも、1980年に1号店を出した焼き鳥チェーン「串鳥」が80%を占め、キャバレーは12%。時間帯によって割引き料金を設けるなどの営業努力とファンたちの声援で、今日まで続けてきた。「エンペラー」の閉鎖は、「不安半分、期待半分」と末永社長。最後に残されたキャバレーとして、同じ道をたどるのか、エンペラーの客もいただけるのか。若者だけでなく、客の中心層である40、50代を放さない作戦の一つして、オールディーズバンドの演奏など、新企画も考案中だ。

 華やかなホステスたちに囲まれ、ハスラーのショーを楽しんでいた会社員(54)は、「ストレスを吹っ飛ばすには最高。楽しいですよ」と、水割りを口にはこんだ。




 33年の歴史に幕を閉じた「エンペラー」。中央区南4西2の敷地の大部分は三井不動産(東京)に売却された。「どのように利用するかは未定」(同不動産)という。

(読売新聞北海道版引用)
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