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<8>老舗居酒屋 (2006年10月5日)
ほっこり 家庭のぬくもり

「いらっしゃいませ」。元気な声に迎えられて座敷に上がっていく客は、まるで自分の家に帰ってきたような雰囲気だ。

 「グランド居酒屋 富士」(中央区南5西4)の創業は1965年。昨年、創業40年を迎え、芸者衆や落語家をゲストに、にぎやかに記念祭を開いた。「ススキノで40年以上という店は、あまりないでしょう」と、すすきの観光協会の篠田政一会長は話す。

 創業者は横田信子社長(57)の父親、一郎さん(故人)。建物は増改築したが、居酒屋というスタイルは変わらない。現在は、7階建てビルの2階から6階まで約500席。150人が入れる宴会場はススキノ有数だ。

 「ススキノが変わってきたのと同様、私たちの店も変わってきました」と横田社長。味の好みの変化、内装がかもし出す雰囲気――時代の流れを読み、経営してきた結果、というわけだ。宴会客は帰り際に次の宴会を予約し、学生は先輩から後輩へ、「グラ富士」を利用するようにと引き継いでいく。

 「酒蔵秋田」(中央区南5西3)は、今年創業40年。経営者の小林智子さん(78)はまったくの素人だったが、女手一つで店を守ってきた。「40年続いた理由なんか、私もわかりません」と、つやのいい顔をほころばす。昔ながらのカウンターと座敷で約60席。客たちと従業員の間でにぎやかに話が飛び交う。

 「いつの間にか、みんな親類か家族みたいになってしまう」と小林さん。転勤で札幌を離れた客がおみやげ持参で訪れたり、「父親がよく来ました」と、その息子が常連になったり。「私が人間を好きなせいでしょうかね」。ある常連は40周年の記念誌に、「いつもホッコリと暖かく、陽気な空気に満ちていた」との言葉を寄せた。

 ススキノでは、戦後すぐに創業した焼き鳥屋やおでん屋なども健在だ。

 「安くておいしいものを、と考えてやってきました。多くのお客様に来ていただけるなんて、本当にありがたいことです」

(読売新聞引用)
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