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全国学力テスト 札幌は平均点公表へ 道教委も「支庁別」検討
札幌市教委は二十四日、文部科学省が同日行った小学六年生と中学三年生を対象とする全国学力調査(学力テスト)の結果について、市全体の平均点を公表することを決めた。文科省は九月をめどに都道府県ごとや十七ある政令指定都市と東京二十三区をひとまとめにした平均点を公表する予定だが、「政令指定都市単独で平均点の公表を決めたのは札幌市以外に把握していない」(学力調査室)としている。また、道教委も教育局(支庁)単位の平均点を公表する方向で検討していることが分かった。

 札幌市教委は二○○四、○五年度、抽出方式による市独自の学力テスト(学習実現状況調査)を実施。結果を公表している。こうした経緯から「全国学力テストも指導改善に生かすためには情報を公開し、保護者にも状況を知ってもらう必要がある」と判断した。公表内容の詳細は、文科省が提供する結果を見て決める。

 道内主要都市の教委では、釧路、函館が「一切公表しない」姿勢。旭川が「市全体の公表の可否については検討する」。学校選択制を導入している岩見沢、江別は「市全体も学校別も公表しない」方針だ。

 文科省は、地域間・学校間競争をあおるとの懸念から、都道府県教委が市町村ごとの成績を公表しないよう求めているが、市町村教委や学校が自らの成績を公表することは「判断を委ねる」としている。

 個別公表の動きが相次げば、そのデータをつなぎ合わせることで市町村順位や学校順位が明らかになり、文科省の歯止めは無意味となる。札幌市教委は「あくまで責任範囲内の状況を公開するだけ。結果として(序列化は)やむを得ない」としている。

 一方、道教委は、道内の教育局ごとの公表に、文科省が「可能」との見解を示しており、北海道の面積的広さや地域的な多様性から「市町村が特定されない程度に地域的傾向を示すことは検討に値する」としている。

 文科省は学力テストの結果を都道府県教委と市町村教委、学校にそれぞれ該当分を提供。児童・生徒にも個々の成績を通知する。その上で《1》都道府県《2》政令指定都市と東京二十三区の合計《3》中核市や町村など地域規模別の平均点-を公表する。

(北海道新聞引用)
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